子育て寺子屋

子育ての経験から家庭でできる知育、子育てのヒントや情報をお伝えします。

生まれた順番で性格や成績は変わるんでしょうか

生まれる順番は成績や性格に影響するのでしょうか。

結論からいうと、個人差や環境に影響はするようですが、一般的に、生まれた順にIQは高いようです。

ただ、先天的に第一子が優秀だということはないのです。

ノルウェーの24万人対象とした調査では、
もともと第一子として生まれていないけれど、
上の兄妹が幼い頃に亡くなり結果的に1番年上になった人も通常の第一子と同じようにIQテストで高得点を上げているという結果がでています。

そこでカリフォルニア大学の学者が立てた仮設は、

「親がどれほど公平に子どもたちに接していても、
第一子という立場そのものが違いを生む」、
というものです。


幼い頃から「親代わり」として責任を与えられる経験が将来成功をつかむための練習になっていると考えられているのです。

長男、長女が「自分は優秀だから宿題をしっかりやろうと思えるようになれば、
本当に優秀かどうかは問題ではなく、
それ自体が成功への予言になる」と、言うことです。

 

下の子どもは上の子どもより社交的?

 

生まれた瞬間から自分以外の子供がいる環境で育つため、
上の子どもより社交的になる場合があるようです。


また、柔軟性や適応力が高い、機転が利く子どもに育ちやすいと思われています。

というのは、
両親が育児に慣れ、細かいことをあまり心配しなくなることから、
子どもはケガや失敗をしながら覚える経験が多いというのです。


いつも待たされるし、何でも分け合う必要があります。
おかげで柔軟性や適応力が高くなるのですね。

 

誕生後の赤ちゃんの脳の成長や発達はどんなふうにするんでしょう。0歳児の運動神経を鍛える方法

誕生直後の赤ちゃんの脳のしくみ

誕生時の赤ちゃんの脳細胞の数は約1000億個を超えるのですが、まだまだ成熟していません。
細胞同士の結び付きも弱い状態です。

脳の活動を活発にするのは誕生の瞬間からの経験だと言われています。

経験することが細胞の電気的活動の引き金となり、この電気的活動に刺激されて、脳は何千ものニューロン神経細胞)と結合します。

脳はどれくらい成長するのでしょう。

生後1年で脳のサイズは2倍になります。

3歳になる頃には成人の脳の80%の大きさにまでなります。

3年の間に毎秒700から1000の新しいニューロンの結合が行われ続けるのです。

その後、脳の大きさは6歳までに成人の脳の90%になり、20代まで発達し続けるということです。

いかに誕生後の3年間の経験という刺激が大切かがわかります。
一方、20代まで発達し続けるのですから、もうこの子には手遅れだ、と思うこともないようです。

 

そこで

日頃の子育てにちょっとした工夫をすることで発達や成長をうながす事ができる方法をご紹介します。

 

知能や運動神経の発達には順番があってそれぞれが連動しているようです。

なにもしなくても赤ちゃんは自分のペースで発達していきますが、

知っていると、昨日よりもうまくなっている、力強くなっている、と

成長が見えて楽しいですよ。

 

「細かな動作をする運動神経」と「大きな動作をする運動神経」

一言で「運動神経」と言っても
・「細かな動作」を管理する運動神経と、
・「大きな動作」を管理する運動神経があって

それは、同時に発達しないようです。


両方の運動神経を発達させるには

・体全体を使った運動と
・細かな
手作業

繰り返すことが必要です。

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すぐれた脳を育てるには指あそびが一番です。

赤ちゃんの能力を高めるには、
生後すぐからの指の訓練が大切だ
ということが分かってきています。

17歳で個人種目9つ、
リレー種目5つの計14種目の日本記録を保持している
池江璃花子(いけえ りかこ)さんのお母さんは、

脳の発達には雲梯(うんてい)がよいと本で読んだことから、
璃花子さんが生まれてすぐから
雲梯に取り組んだそうです。

その結果、
璃花子さんは生後6ヶ月で母親の親指を握ってぶら下がり、
1歳6ヶ月の時には鉄棒の逆上がりをこなしたということです。


赤ちゃんのときのお母さんの取り組みの成果が天才璃花子さんなのでしょう。 

 

そこで赤ちゃんの成長に沿った指を鍛える訓練をご紹介します。

 

赤ちゃんの指を鍛えるあそび


1.物をつかむ
2・物をつまむ
3・つまんだものを瓶の中に入れる
4・赤ちゃんの指をつかった鍵盤遊び
5・おはなし指さん
6・じゃんけん
 

 1.物をつかむあそび

赤ちゃんをひざの上の寝かせるか、
またはベッドの上に仰向けに寝かせてあげます。


お母さんの人差し指を握らせます。


赤ちゃんは生まれつき備わっている反射神経で
お母さんの指を握り返してきます。


赤ちゃんが指を握り返すたびに、
「上手ね。」「いい子ね。」「力が強いのね。」など、
ポシティブな言葉で励ましてあげます。


このあそびは、赤ちゃんの脳内での
手と目の動きの連動部分の成長を助けると言われています。

 

2.物をつまむあそび

 赤ちゃんは生後4ヶ月前後で物をつまむことができるようになってきます。

 そこで、つまみ遊びをすることで
意識的に指先を動かし、
物をじっと見る力や集中力をつけていきます。

 

3.つまんだものをビンの中に入れるあそび

お盆やお皿などに小さいものを入れ、
それを赤ちゃんにつまませます。

次に、つまんだものを透明のビンの中に入れてもらいます。  

この時、できるだけ爪の先で、つまむようにさせます。

これは、指先をそらせて曲げないようにするためです。

赤ちゃんが指の腹でつまむようだったら
つまむものをもう少し小さいものにします。

たまごボーロなどの小さなお菓子や、ボタン、ビーズ、小さく切った色紙など、
いろんな大きさや、形のものをつまませてみます。

全部ビンの中に入ったら
そのビンを振って音を出して聞かせます。

これを何度か繰り返して遊びます。

この遊びをする時には、
赤ちゃんが口の中に入れないように、
必ず、お母さんがそばにいて注意をしながら遊ばせましょう。

最初につまむものがいくつあるのか
先にかずを数えてから行うようにします。 

 

4.赤ちゃんの指で鍵盤遊び

お母さんが赤ちゃんの指を鍵盤に見立てて、
赤ちゃんの手の甲の関節の上から
歌を歌いながらピアノのように優しく弾きます。

同じように赤ちゃんの手のひらの関節と関節の間も
弾いて刺激を与えます。  

5.「おはなしゆびさん」で指あそび

  「この指パパ〜 ふとっちょパパ〜 ♫」
この童謡で一緒にゆび遊びをします。

1本ずつ指をうまく立てることができるように手伝ってあげます。

赤ちゃんがうまく正しく指を折れるようになるには時間がかかりますが、
できるようになるまで何度も繰り返し遊んであげます。

6.ジャンケン遊び

うまくグー チョキ パーの形ができるように手伝ってあげます。

 

そのほかの指を使う動作

  赤ちゃんと遊ぶときは意識して、
つつくはじくひっぱるはさむ紙をやぶらせる
などの動きを工夫して 取り入れるようにします。

つまんだり、ひっぱったり、
指を使って何かをするためには、
遊ぶものを見て、
どうするか考えて、
行動にうつす
というプロセスを 頭の中で組み立てています。

同じ動作を何度も繰り返すうちに、
脳領域の中や相互間に シナプスができて
うまくできるようになります。

なるべく早い時期から
赤ちゃんの指に触れて、
刺激を与え、
握ったり、
つまんだりできるようにすることで
能力の高い子どもに育つようです。

子連れ飛行機旅行で知っておきたい航空会社のサービス

飛行機を利用してお子さんと旅行に行かれる方も多いと思います。

 

航空会社には小さなお子さんが利用する時に、少しでも快適な旅行ができるようにといろいろなサービスがあるのをご存知でしょうか。
各航空会社によっては細かいサービスの内容は変わりますが、一般的なものをご紹介します。 

3歳未満の子ども対象のサービス

ベビーカーの貸し出し

希望すると、搭乗口まで使える「ベビーカー」を貸してもらえます。到着後にも借りたい場合は、出発空港で申し込んでおきます。

事前改札サービス

搭乗口の係員に申し出ると、飛行機に搭乗するときに、優先的に機内へ案内してもらえます。

ミルク作りのお手伝い

その他お湯や100%果汁(アップルジュース)などの用意もあります。

おむつ替え専用テーブルとおむつ(一部ない機材もあり)

機内にはおむつ替え専用テーブルのついた化粧室があり、おむつの予備(M/Lサイズ)も用意してあります。(数に限りはあります。)

赤ちゃん専用毛布の貸し出し

お肌にやさしい赤ちゃん専用毛布の貸出があります。

機内エンターテインメント(JAL)

Wi-Fiビデオプログラム(無料)で子ども向け番組が見れます。
*機内Wi-Fiサービス対象便のみ
       

絵本の貸出 

電話での事前予約が必要ですが次のようなサービスもあります。

・無料でチャイルドシートを貸し出し(JAL)
(3歳未満の子どもに座席を確保している場合)

・ベビーベッドの貸出(ANA)
(台数、設置場所、赤ちゃんの体重(10㎏まで)に制限があり)

・月齢に合わせた離乳食やアレルギー用の離乳食(国際線利用)

 

赤ちゃん連れのお客さま(JALスマイルサポート) - JAL国内線

赤ちゃん、お子さま向けサービス(ご搭乗サポート) - JAL国際線

小さなお子様連れのお客様 [国内線] | Service & Info [国内線] | ANA

小さなお子様連れのお客様 [国際線] | Service & Info [国際線] | ANA

 

6歳以上の子ども対象のサービス

子どもが一人で飛行機を利用するときにうけることができるサービスです。

見送りの者は出発搭乗口まで子どもに付き添えますし、到着後はスタッフが出迎えの者が待つ到着ロビーまで付き添ってくれます。

お子さまだけでのご旅行(JALスマイルサポート) - JAL国内線

JALファミリーサービス(ご搭乗サポート) - JAL国際線

ANAジュニアパイロット(お子様一人でご利用のお客様) [国内線]

ANAジュニアパイロット(お子様一人でご利用のお客様)[国際線]


 

機内ではCAがお子さんが一人で搭乗していることを知っていますので、何かと気遣ってくれるようです。